中国・北魏からの渡来僧・善正が修行場・英彦山を開いた翌年の532年、宝珠山宝泉寺大宝院として開かれたといわれている「岩屋神社」。英彦山権現と同じく、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)の三神をご祭神としている。
547年、宝珠山という地名の由来でもある宝珠石(別名:星の玉)が天から飛来し、ご神体として神殿に安置されることとなった。
17世紀に建立された本殿は国重要文化財に指定されており、2005~2006年に解体・復元工事が行われた。
周辺の岩屋公園は、火山活動や風化侵食によってできた天然の奇岩群・窟群を形成し、ご神木の一つでもある樹齢700年のイチョウの巨木や、朝鮮半島の金剛山と対馬以外ではここにしか見られない玄海ツツジ、高さ約18メートルもの大ツバキが自生し、いずれも県天然記念物に指定されている。
所在地 | 〒838-1701 朝倉郡東峰村大字宝珠山4141 |
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お問い合わせ | Tel:0946-74-2311 東峰村役場 企画振興課 |
料金 | なし |
休日 | なし |
駐車場 | あり・10台 |
アクセス | JR日田彦山線筑前岩屋駅から徒歩約15分 |